美山錦は、1978年に長野の農事試験場にて「たかね錦」に放射線処理を行い、
突然異変によって生まれた比較的新しい酒造好適米。
醸した酒は、スッキリと軽快な味わいになる。
山田錦より心白は小ぶり。
北アルプス山頂の雪のような心白が
「美山錦」と命名される由来。
主産地は長野。
その他秋田、山形、岩手など東北地方で広く栽培されている。
美山錦は、1978年に長野の農事試験場にて「たかね錦」に放射線処理を行い、
突然異変によって生まれた比較的新しい酒造好適米。
醸した酒は、スッキリと軽快な味わいになる。
山田錦より心白は小ぶり。
北アルプス山頂の雪のような心白が
「美山錦」と命名される由来。
主産地は長野。
その他秋田、山形、岩手など東北地方で広く栽培されている。
山形県が満を持して出している品種です。
吟醸王国と呼ばれる山形県を代表する酒米「出羽燦々」。
実際に山形県ではこれを使った日本酒
DEWA33という種類まであるほどです。
※なんと、このDEWA33、名乗るためのハードルがとても高いのです。
「出羽燦々」を100%使用していること
純米吟醸酒であり、
精米歩合55%以下でなければならない。
山形酵母を使用しなければならない。
山形オリジナル麹菌「オリーゼ山形」使用しなければならない。
この条件を全て達しているなんて相当美味しい日本酒になることは間違いない!
※更にちなみに、このDEWA33、テーマソングもあるそうです。
原料は全て山形県にて作られるというこだわりっぷり。
出羽燦々の由来は「山形県が生んだ酒造好適米にふさわしく、
印象の強い名前にしよう」と決められたそうです。
淡麗さが売りの逸品、そういった意味では山田錦などとは
対極に位置するような品種なのかもしれません。
現在の有名な酒米の多くの生みの親とも言える雄町。
山田錦に比ると香りがやや劣りますが
しかし、山田錦に比べ味わいがはっきりしていて、 コクがあります。
更に、なんと雄町は日本中でただ1種残された純粋な米といわれています。
※現代の米は品種改良が重ねられているためこれは非常に珍しいです!
※真偽には諸説あります。
その定評ある味は品種改良の材料として用いられることが多く、
山田錦や五百万石は雄町の品種改良にて出来た米です。
主要産地は岡山。また、山形県の奨励品種にもなっております。
雄町を使う酒の代表に「備前酒一筋」が挙げられます!
これ以外にも様々な種類・クラスの酒に使われ る米で、
熱燗にしても美味しいのでぜひお試しください!
日本酒は通常の米とは異なる、酒米からできています。
その中でも特に有名な品種、それが「山田錦」です。
山田錦
香味がよく、きめの細かいまろやかさを持ち、
しかも幅のあるいわゆる「コク」のあるお酒になります。
「灘の酒用語集」より
山田錦は数ある日本の酒米の中でもシェア1位を誇ります。
きめ細かいまろやかさやコクが定評なことから
「酒米の王様」
とか
「白いダイヤモンド」等と呼ばれています。
現在最上位ランク酒米として高値で取引されています。
(大体5kgに換算すると2500円前後)
粒の大きさやその高品質の味が出せることから、多くの高級日本酒に用いられています。
主産地は兵庫県です。