誰にも聞けない時の美味しい日本酒の選び方 日本酒度と酸度

日本酒の選び方

家の近くに居酒屋が無くて、かつ良い酒屋がない人
だってきっといると思います。

そこで
前回は日本酒に詳しい人に聞け!というのが結論に対し、
今回は与えられたラベルから読み取れる情報のみで

自分が好きなものに出会える確立を上げる方法についてお伝えします!

1,日本酒度と酸度で見極める。

日本酒の裏のラベルを見てみてください。

裏のラベルを見ると日本酒度-2というものが書いてあります。

日本酒度=ざっくり日本酒の甘みと旨味を示すもの
高い=辛口
低い=甘口

となります。

2,酸度で見極める

続いて酸度という指標があります。

日本酒は製造過程で酵母や麹、米から発生した乳酸・コハク酸・クエン酸・リンゴ酸等の酸が発生します。この酸の量を示したものとなります。

日本酒の場合、酸は味を引き締める効用があります。酸が少ないと、酒の味にハリやキレが無くなり、ボヤけた味わいになってしまいがちなのです。

すなわち、酸度が高いほど、より芳醇な味わいに近づき、低ければ淡麗な味わいになります。日本酒度が同一であれば酸度の高い酒が辛く感じ、低ければ甘く感じます。

酸度と日本酒度で見極める

とだいたいの味の想像はつきます。
そこで、様々なHP、本、自分の味覚を参考に下記の散布図を作ってみました。

酸度と日本酒度がわかればこんなあんばいで味はわかります!

3,困ったぞ。日本酒度も酸度もわからない。

こうなると本当に難しいです。今の時点では自分も明確な解決策はありません(笑)
この場合、下記のパターンのお酒を避けてみてください。

①醸造酒(アル添)・・・どうしても醸造アルコール特有の苦味が出やすい。
②精米歩合はなるべく低いものに・・・雑味が減るので美味しくなりやすい。
③場所で見極める・・・地域ごとに水と米が異なるため味が異なるのです。

地域と水で生じる味の違いは次回ご説明します。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集