
日本酒と白ワインてどちらも刺し身に合いますよね。
実は自分、このブログをはじめる前は日本酒なんてほとんど
興味ありませんでした。
むしろ、ワインが大好きでした!!!!
特にスパークリングが大好きでCAVAやスプマンテ中心に勉強会なども
行きつつ違いを調べるほど。お祝いにはルイ・ロデレールなんかが大好きでした。
さて、ここは日本酒のブログです。
よくワインだと、当たり年とかハズレ年と言った言葉を聞きます。
有名なシャンパン「ドンペリ」などを見るとよく分かるのですが、生産された
年次第で1万円以上値段が開くことがあります。
そこで当方の疑問。
日本酒に当たり年とか。。。。あるの???
調べてみました。
結論から言うと日本酒には当たり年というものはありません。
(正確には多少はあるようなのですがワインほどの影響は受けないそう)
では、何故でしょう????
これはワインと日本酒のできるまでの工程に大きな違いがありました。
ワインは葡萄から作られるお酒。発酵の過程で葡萄のみで出来てしまいます。
(ぶどうは最初から甘い「糖質がある」ためです)
これは裏を返すとワインは葡萄が全てなのです!
美味しいぶどうはその産地の土壌に大きく左右されるため、土が大きい影響を与えます。
では日本酒は?というと
日本酒は米のみでは出来ません。そう、米と水が必要なのです。
水が必要な理由=米を糖化しなければならないから。
つまり、日本酒に重要な事は「水」!!!!!
そう、日本酒においては米に加え水が重要なため、産地ごとの水でその味が
大きく左右されます。軟水を使うか硬水を使うかでも大違い。
ここに当たり年の有無の関係性の薄さたる所以があります。
日本酒が旨いのは水のおかげとも言えるわけですね。
水の違いが味にどのような影響をあたえるかは、また別の回で
紹介します。