
日本酒って何から出来てますか?
米です。
コシヒカリですか?
違います。
ちなみに少し前まで自分も日本酒はコシヒカリとかあきたこまちから
できると思ってました(笑)
実は日本酒の米は日本酒専用の米なのです。
日本酒を造り出すに適した米にはこんな特徴があります。
①粒が大きい
日本酒に適した米は一般のお米より粒がでかいのです。なぜなら
純米酒などをはじめ、日本酒を作る過程で米を削る必要があるからです。
一般的なコメでは小さすぎて途中で破れてしまうのです。
②心白の存在。
お米の中心には白色不透明な心白といわれるものが有ります。
この心白には、タンパク質の含有量が少なく磨いても砕けにくく、醪(もろみ)によく溶けます。(醪とは醸造の過程で不可欠な固形物です)
この心白の占める割合が一般的なお米より大きいのです。
この2つを備えているため醸造に適しているものが酒米と呼ばれるのです。
ちなみに、酒米を炊いて食べても全然美味しくないとのこと。
日本には酒米は品種改良のおかげもあって数えきれないくらいあります。
ちなみに有名なものは山田錦や五百万石などがあります。
同じお酒でも米が違うなんてものもたくさんあります。
当然ですがその場合味が全く異なるものになるのです。
次回は有名な酒米の特徴について書きます!