以前ご紹介した日本酒の種類で
本醸造と、純米酒とあることはご説明したのですが。

本醸造は製造の過程で醸造アルコールを加えている。

Q,ん？醸造アルコールって何？？

A,エタノールです。

食用アルコールといえばわかりやすいでしょうか。これを
醸造の過程で加えているのです！

では、醸造アルコールを加えるメリットとはどこにあるのでしょう？？？

メリット１
防腐＝今ではそんなに関係のない話になってしまいましたが、醸造アルコールは日本酒の
痛みや腐ることを防いでくれる作用があります。まぁ最近は保管技術が発達したので
そこまで問題はないようです。

メリット２
味を軽やかにしてくれる！＝醸造の過程でどうしても出てしまう苦味や雑味。
これを醸造アルコールは打ち消してくれるのです！

メリット３
香りが立つ！＝本醸造（醸造アルコール入り）は酒によく醸造アルコールが溶け込み、その匂いを際立たせます！

つまり
醸造アルコールが入っている酒は
傷みにくくて・軽快な味わいで匂いよし！

ということですかね。

従って本醸造酒の場合には香りを楽しむお酒として、その匂いを邪魔しない
おつまみなど（白身魚など）が合うことになります！

自分は純米酒が好きですが、どちらが好きというのは完全に好みのようです。